札幌シアタープロモーションの河本洋一です

  みなさんようこそ! 札幌シアタープロモーション代表の河本洋一(かわもと よういち)です。
私がまだ30歳になったばかりの頃、私は日本語に訳されたオペラの指揮を振る機会に恵まれました。稽古は順調に進んでいました。ところが、ある人から「歌の言葉がよく聞き取れない。」というお叱りを受けます。日本語で上演するのに日本語の字幕を出した方がよいとも言われました。「日本語なのに字幕をつけるなんてとんでもない!」しかし、私自身、日本語の発音の仕組みや日本語に適した歌い方を習ったという記憶がありません。
 そこで、私は日本語で歌うことの指導に関する研究を始めました。そして、同じ母音であっても様々なニュアンスがあることを効果的に伝える方法として、オノマトペを活用することを考えるようになりました。「日本語歌唱の指導→指導ツールとしてのオノマトペの活用→表現素材としてのオノマトペ」という流れ、つまり指導ツールから表現素材へと関心が移っていったことが、ヒューマンビートボックスへの関心へと繋がっていきます。そして、PushではなくPull型の教材の販売、体験型コンテンツの提供を始めるようになりました。

 ★研究者としての実績については、https://www.humanbeatboxlab.jpをご覧ください。